「海の日記念」 第1回相模湾 江ノ島・葉山ヨットラリー
2005年7月18日:江ノ島ヨットハーバー
帆走指示書
1)
適用規則
本レガッタは、国際セーリング競技規則(2005〜2008)、日本セーリング連盟規程およびこの帆走指示書を適用する。
2)
参加資格
実施要項による。
3)
参加者への通告
参加者に対する通告は、大会本部(1階レース運営室)に設けられたレガッタの公式掲示板に掲載されるか、又は艇長会議の際に通告する。
4)
帆走指示書の変更
帆走指示書の変更は、艇長会議の際に通告するか、当日のレーススタート1時間前に掲示する。
5)
陸上で発せられる信号
5.1 陸上で発する信号は、08:00〜17:00の間にクラブハウス2階テラスのフラッグポールに掲揚される。
5.2 AP旗が陸上で掲揚された場合、レース信号AP中の「1分後」を「20分以降」と置き換える。
6)
レース日程は次の通りとする。(実施:1レース)
艇長会議 (1階レース運営室前) 09:30
レーススタート予告信号 10:55 (第1グループ)
11:05 (第2グループ)
11:15 (第3グループ)
表彰式(予定) 15:30 (予定)
7)
グループ旗
第1グループ : 緑色旗 (YSN110以上の艇)
第2グループ : 黄色旗 (シングルハンド艇、普通艇、但しFJ、420を含める)
第3グループ : ピンク色旗 (トラピーズ艇)
各グループはレース委員会支給のグループ別リボンをセールのピークに取り付けなければならない。
8)
レースエリア
レースエリアは“A海面”から鎌倉・逗子・葉山沖とする。
9)
コース (コース図参照)
(1)
江の島沖スタートラインから、風上1km以内に第1マークを設置する。第1マーク回航して稲村ガ崎沖のゲートマークへ向かう。ゲート(2個のマークの間)通過時にゲート脇の運営艇に第2マークの方向と距離が示される(音声でも補助的に伝える)。第2マーク(鎌倉から葉山までの間に設置される)か回航時に第3マークへの方向と距離が運営艇から示される(音声でも補助的に伝える)。第3マーク回航して、江の島沖の第1マーク(フィニッシュライン)へ戻る。
(2)
風向により、第1マーク回航は「時計周り」或は「反時計回り」になる。回航方向はスタート時に本部艇に示される。第2マーク、第3マーク回航は、「反時計回り」である。
(3)
風速により、ゲートマークから第2マークまでの距離が調整される。
10)
マーク
第1,2,3マークはオレンジ色の円筒形のブイである。ゲートマークは黄色の円筒ブイである。
11) スタート
@
スタートは2隻のレース・コミッティーボートのオレンジ色の旗を掲げたポールの間とする。スタートおよびリコール信号は、スターボードの端となるレースコミッティーボートから発せられる。
A
レースは、規則26に従いスタートする。
予告信号掲揚(5分前) グループ旗(掲揚) 音響1声
準備信号掲揚(4分前) P旗またはI旗または黒旗(掲揚) 音響1声
準備信号降下(1分前) P旗またはI旗または黒旗(降下) 音声1声
スタート グループ旗(降下) 音響1声
B
準備信号がまだ発せられない艇は、スタート・エリアから離れ、準備信号が発せられたすべての艇を避けなければならない。
12) 黒色旗規則
規則30.3『黒色旗規則』が適用されたレースにおいて、同規則に違反した艇のセール番号は本部艇もしくは運営艇に掲示される。掲示された艇はすみやかにレース海面より離れなければならない
13) リコール
@
リコールの場合には、『X旗』が音響1声と共に揚げられる。スタート信号から4分以内に正しくスタートできなかったヨットは、DNSとみなされる。
A
ゼネラルリコールは第1代表旗が音響2声と共に揚げられる。この信号が発せられた時には、新しい予告信号は第1代表旗が降下した1分後に音響信号1声と共に揚げられる。
14) フィニシュ
フィニシュ・ラインは、第1マークとレース・コミッティー・ボートのオレンジ旗を揚げたポールの間とする。フィニッシュ・ラインを設定するコミッティー・ボートは青色旗を揚げる。
15) タイムリミット
タイムリミットは各グループスタート後160分とする。
16) レース中止、再レース
@ レースの中止再レース(海上待機) N旗と音響信号3声
A レースの中止陸上にて次の指示 N旗とH旗と音響信号3声
B レースの延期陸上にて次の指示 AP旗とH旗と音響信号3声
17) 抗議
抗議は大会本部で入手し得る書式に記入し、最終艇がフィニシュ後1時間以内に大会本部に提出しなければならない。
18) 得点
@
各ヨットの順位はレース所要時間をヤードスティックナンバーで除去した修正時間により決定する。
各ヨットのヤードスティックナンバーは別に掲示する。
A
同一修正時間のヨットは、ヤードスティックナンバーの大きい方のヨットが上位とする。
19) 失格に代わる罰則
競技規則44.1.44.2(720度回転の罰則)を適用する。
20) 帰着の確認
出艇、帰着申告書の記入により、出艇及び帰着を確認する。
21) 賞
総合成績第1位から第6位までのディンギーに賞が与えられる。その他、クラブ別の賞も用意する。
22) 安全
(1)
各艇の安全備品(アンカー、パドル等)は各クラスの安全規則に基づいて積載すること。ディンギークラスはライフジャケットをハーバーより出艇し帰着するまで必ず着用していなければならない。
(2)
安全に関する一切の責任は、各参加者に有り、レース委員会の故意、又は作為による事故以外はレース委員会は責任を負わない。またレスキュー活動は人命救助を目的とするため、艇体を放棄することもある。安全の立場から、レース委員会の判断でレースを中止することも有る。
(3) コース中にある障害物(定置網、蛸壺、刺し網)等は各艇の判断で回避する事。